paildの取引報告(経費申請)では、自動化機能でより簡単に報告できます。カードを共有されたメンバーや「取引」権限を持つメンバーが取引の明細を報告することで、paild上で分担して仕訳データを作成できます。
目次
仕訳機能のアップデート状況
明細行(仕訳)の入力に関して、多くの機能改善を実施する予定です。本ページも随時更新します。
状況 | 時期 | 内容 |
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リリース済み | 2023年9月以前 |
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2023年10月 |
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2023年11月 | ||
リリース予定 | 2023年11月 |
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調整中 |
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事前準備
取引の明細行の入力にあたっては、事前にマスタの設定が必要となります。詳細はこちらからご確認ください。ご利用中の会計システムの入力仕様に合わせて準備します。
- 費目のマスタ
- メンバーが支出の分類を報告するのに用いるマスタ
- 会計用のマスタ(勘定科目、税区分等)
入力した明細行を仕訳ファイルとして出力するには、別途仕訳出力のカスタマイズ設定が必要です。また、領収書提出依頼メール配信を設定することで従業員の報告を簡便化することもできます。
明細行(仕訳)を入力する
支出の詳細画面から、明細情報の「+ 新規登録する」をクリックすると、取引の明細行を入力できます。
証憑ファイルとして表示されるのは、当該の支出に登録されたファイルです。
- 証憑提出依頼メールへの返信でアップロードしたもの
- 支出詳細画面からアップロードしたもの
※ SaaS専用メールアドレスで受信したファイルは、受信しただけでは表示されません。証憑情報を登録して支出に関連付けされると表示されます
従業員が報告する場合
費目と摘要を入力して報告します。
経理が入力する場合
「取引」権限を持つメンバーが操作する場合のみ、デフォルトの入力方式が経理担当者向けのものとなります。仕訳に関して詳細に入力ができます。
※ 経理担当者向け入力モードで内容を編集しても、「費目」については更新されません。
※ 同じ税率を複数行入力した際の消費税の端数調整は、各税率の一番上の行で実施します。
その他の情報について
インボイス情報について
詳細画面右のサイドバーにあるインボイス情報は、OCRで領収書から読み取った登録番号がカード利用日の時点で適格であるかどうかを確認した情報です。
- 登録番号は「編集」ボタンから手動で編集できます。その場合、編集後に再度適格であるかどうかをチェックします。
- OCRの処理はファイルアップロードの都度実施されます。複数枚アップロードした場合、最後にアップロードしたファイルの情報が反映されます。
- 領収書の画質・様式によっては登録番号の読み取りに失敗することがあります。今後の機能改善をお待ち下さい。
- インボイス情報に応じて、消費税の区分を自動で更新します
- 特例等によりインボイスの保存が不要であるときは、インボイスの保存が免除される取引であると印を付けることができます。別途、特例の対象となる旨等の帳簿記載事項に留意してください。
支払先の入力について
詳細画面右のサイドバーにある「支払先」は、会計システムに「取引先」や「補助科目」として連携するための取引相手先の情報です。
仕訳CSV設定にて、相手先として反映するか、補助科目として反映するか等を自由に設定できます。
※ 今後、入力の自動化機能を提供予定
備考メモの入力について
詳細画面右のサイドバーにある「備考メモ」は、証憑や支出に関する補足情報の入力欄です。こちらは明細の摘要とは異なり、入出金明細全体に対して付与するメモとなります。
仕訳の出力について
入力された明細行の情報は、「取引」権限を持つメンバーが「入出金履歴」画面の「仕訳CSVダウンロード」ボタンから出力できます。
仕訳ファイルの出力設定についてはこちら