paildでは、「マネーフォワードクラウド会計」「マネーフォワードクラウド会計Plus」とデータを連携することができます。
データ連携を行うことで、paildの決済情報とウォレット入金履歴を自動で反映することができます。特定用途のカードについては、自動仕訳ルールで処理を自動化することも可能です。
目次
データ連携を行うには
Money Forwardクラウド会計上で「オーナー」権限のユーザーが設定できます。
[データ連携]→[新規登録]より、paildを選択します。検索欄で「paild」と検索するか、「電子マネー・プリペイド」カテゴリから選択できます。
「paildと連携する」よりpaildの画面へ遷移します。
paildにてメールアドレス認証を完了することにより、データ連携をご利用いただけます。
詳しい手順はこちらをご覧ください。
データ連携の仕様
※ 2022年2月の変更でカード毎に補助科目を作成しないようになりました。
※ 2022年7月の変更でカード名が摘要の末尾に括弧付きで挿入されるようになりました。
※ 複数のpaildウォレットに所属するユーザーで連携操作をした場合、必要に応じてマネーフォワードクラウド会計側で連携サービスの選択をしてください。
paildへの預け金の計上科目の設定
- 初期設定では、マネーフォワードクラウド会計側で「現金」の勘定科目にて、ウォレットの名前で補助科目が生成されます。
- ウォレット名が「株式会社テスト」のときの補助科目:株式会社テスト
- 必要に応じて[データ連携]→[登録済一覧]→ データ連携の科目設定から「預け金」等の勘定科目へ変更します。
※ paildという勘定科目を準備して設定した状態
「連携サービスから入力」への反映について
- 連携サービスは「paild」、口座はpaild上でのウォレット名が入る形で反映されます。
- 明細の摘要には加盟店名及びカード名が入ります。paildウォレットへの入金については「入金チャージ」という文字列が入ります。また、外貨決済の場合は通貨と外貨額も摘要に含まれます。
※ 連携時の勘定科目・補助科目の設定は、[データ連携]→[登録済み一覧]の科目設定より変更できます。
自動仕訳ルールの設定
※ 2022年7月の連携仕様の変更を踏まえ内容を更新しています。
特定用途専用で用いるカードについては、マネーフォワード側で自動仕訳ルールを設定することで会計処理を自動化できます。[自動で仕訳]→[連携サービスから入力]の画面右上、「自動仕訳ルール」より編集が可能です。
詳細は、マネーフォワードクラウド会計のヘルプページ(自動仕訳ルールのCSVインポート)をご確認ください。
ルールの作成時には、明細の一致条件を次のように設定します。
- 明細の内容:カード名を半角括弧で挟んだ文字列を設定
- 例)カード名が「全社_Slack」のとき、「(全社_Slack)」を設定
- 条件:「部分一致」を選択
自動仕訳ルールのインポートに際しては、ページ末尾のサンプルファイルもご活用ください。注意点は次のとおりです。
- カード名をもとに仕訳を決定する自動仕訳ルールのサンプルCSVファイル
- 「明細の内容」のカラムにカード名を半角括弧で挟んだ文字列を入力することで、ルールを適用するカードを指定する
- 例:(営業_Zoom_月額)
- 明細一致条件を「部分一致」とする
- 貸方勘定科目については、必要に応じて「預け金」等マネーフォワードクラウド会計で設定している勘定科目に置き換えてください。また、補助科目は「paild」と仮置きしています。
- 自動仕訳ルールで補助科目を用いる場合、予め補助科目の設定が必要です。
- 「明細の内容」のカラムにカード名を半角括弧で挟んだ文字列を入力することで、ルールを適用するカードを指定する
連携が動作しなくなった場合について
本API連携では、連携の操作を実施したメンバーのpaild権限を用いてpaildのデータをマネーフォワード側から参照しています。このため、過去に連携操作を実施したメンバーの権限を変更した場合、利用明細がマネーフォワード側に反映されなくなることがあります。
そのような場合、再度マネーフォワード側から連携操作を実施し、その際paildの管理者権限を持つメンバーがpaildにログインしてください。